美術品の買取方法!高く買い取ってくれる業者やコツを解説

美術品の買取方法!高く買い取ってくれる業者やコツを解説

美術品は価値があるものとないもの境界線が曖昧であるがゆえに、処分方法に迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

中にはただ捨てるにはもったいないものも少なくないため、適切な処分方法を見極めることが重要です。そこで、この記事では美術品の処分方法について解説します。

併せて、高く買い取ってくれる業者やコツも紹介するので、不用品の処分を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

処分方法

まずは、美術品の処分方法を解説します。

可燃ごみとして処分する

処分方法の1つとして、可燃ごみとして処分する方法があります。

可燃ごみとして廃棄する場合、家庭ごみと同じく自治体の指定ゴミ袋に入れ、指定日時に捨てれば問題ありません。金属やガラスが含まれていないものに関しては、自治体の決まりに沿った形で処分可能です。

不燃ごみとして処分する

不燃ごみとして処分する方法もあります。

不燃ごみとして廃棄する場合、金属やガラスなどが含まれているかどうかを確認し、自治体ごとの方法で捨てれば問題ありません。ただし、自治体の決まりによっては捨てられないものもあるため、お住まいの地域ごとに確認が必要です。

寄贈・寄付・譲渡によって処分する

お金をかけずに処分する方法としては、寄贈・寄付・譲渡がおすすめです。誰かに譲る形であれば処分費用をかけずに引き取ってもらえます。

ただし、寄贈・寄付・譲渡する相手によっては税金が発生する可能性があるため、無料で引き取ってもらうことを考えると他の方法の方が賢明と言えるでしょう。

フリマアプリ・ネットオークションで処分する

ある程度のお金に換金する方法としては、フリマアプリ・ネットオークションなどもおすすめです。梱包料や発送料はかかるもののうまく処分すれば費用どころか利益が発生する可能性もあります。

他にも定期的に開催されるフリーマーケットなどで販売するという方法もあるので、単に捨てるのがもったいないと感じる場合はイベントに参加してみましょう。

買取専門業者に依頼する

美術品の価値は常に変動するため、持ち主であっても正確な価値を把握するのは難しいです。しかし、専門業者であれば適正な価値を見極めてくれます。

専門業者によっては優れた技術と知識を持つ鑑定士が多数在籍しており、商品の希少価値や時代背景、劣化状態などから価値を算出してくれます。必ずしも高く買い取ってくれるわけではありませんが、元値以上の価値となる場合もあるので処分する手段の1つとしては有効です。

高く買い取ってくれる業者5選

ここからは、高く買い取ってくれる業者を5つ紹介します。

価値を最大限に引き出してくれる業者を厳選したので、現金化を考えている方は参考にしていただけますと幸いです。

業者名特徴方法対応エリア
えびす屋・書道具に特化 ・創業50年の老舗 ・鑑定眼と書道愛出張全国
こたろう・無料査定で対応 ・現金引取可能 ・経験豊富出張/店頭全国
日晃堂・相見積もり対応 ・1点から引取可能 ・経験豊富出張/宅配/店頭全国
バイセル・圧倒的買取実績 ・豊富な取扱品目 ・無料相談可能出張/宅配/店頭全国
福ちゃん・販路を複数確保 ・追加料金なし ・経験豊富出張/宅配/店頭全国

えびす屋

えびす屋

えびす屋のホームページのスクリーンショット

えびす屋は、書道具をはじめとする美術品の買取に特化した専門店です。

日本製・中国製にかかわらず美術的価値を確かな目で見極めてくれるため、書道具を手放したい方に最適と言えます。

創業50年の書道具買取専門店で、印材や掛軸をはじめ硯や墨、和紙や宣紙、画仙紙などの書道用品や古筆、硯屏や墨床、筆架や筆筒、水滴・筆洗などの書道具を高く買い取っています。

査定実績が豊富なだけでなく、鑑定眼と書道愛にも定評があるため、書道具の買取を考えている方におすすめです。

公式サイトはこちら

こたろう

こたろう

こたろうのホームページのスクリーンショット

こたろうは、骨董品をはじめとする美術品の買取に長けている専門店です。

骨董品全般に対応しているため、祖父母の家や実家にある家財を処分したい方に最適です。

実績豊富で査定技術・査定知識ともに豊富、真贋ができる鑑定士や作家から目利きできる鑑定士が在籍しているので、幅広い観点から高く買い取ってもらえる可能性がある専門店と言えるでしょう。

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日晃堂

日晃堂

日晃堂のホームページのスクリーンショット

日晃堂は、品目の種類ごとに鑑定士が在籍している専門店です。

数々の美術品をはじめ陶器や雛人形など幅広い品物に対応しているのが特徴で、海外にも販路を持っている点にも定評があります。

外国への販路により日本のコレクターだけでなく外国のコレクターにもアプローチできるからこそ、高価買取にも有利と言えるでしょう。

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バイセル

バイセル

バイセルのホームページのスクリーンショット

バイセルは、買取実績2,700万件と圧倒的な経験を持っている専門店です。

高価買取の実績も豊富で、品物によっては数万円~数十万円の値がつくこともある他、最短即日・全国対応のため利用しやすいでしょう。

専門店としては安心性・利便性に優れているため、初めての売却にも最適ではないでしょうか。

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福ちゃん

福ちゃん

福ちゃんのホームページのスクリーンショット

福ちゃんは、有名俳優がイメージキャラクターを務めている専門店です。

買取実績800万件と十分な経験を持っているだけでなく、品物に合わせて販路を選択するなど高く買い取ってもらえる環境が整っていると言えます。

1点からでも査定してくれて追加料金なし、利用者に寄り添ったサービスが好評を得ているので、迷ったらここを選んでみても良いかもしれません。

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高く買い取ってもらうコツ

ここからは、高く買い取ってもらうコツを解説します。

なるべく綺麗な状態を保つ

高く買い取ってもらうためには、品物をなるべく綺麗な状態を保つことが重要です。作者や作品の価値だけでなく、保存状態なども評価の対象となります。

そのため、角が破れていたり傷があったり、壊れていたりすると価値が下がります。逆に価値を上げたい場合は事前に清掃を行い、見栄えを良くしておくことが必要です。

鑑定書や付属品を付ける

高く買い取ってもらうなら、鑑定書や付属品を付けるようにしましょう。

鑑定書があれば該当の美術品が本物であることや貴重なものであることの証明となります。付属品があれば欠品なしの完品として扱ってもらえるため、査定金額アップも夢ではありません。

逆に完成した状態から1つの要素が欠けるだけで価値が暴落するものもあるので、鑑定書や付属品がある場合は一緒に査定してもらうのが賢明です。

自己判断で修繕しない

一見すると未完成に見えても、作られた年代によって価値が生まれる可能性があるため、自己判断で修繕するのは避けましょう。

むしろ、有名な作者や人気の作品は「修理したこと」が逆に査定金額を左右させる要因となるため、不完全なものであっても「そのままの状態」で査定に出してください。

買取業者の選び方

最後に、買取業者の選び方を解説します。

専門店の選び方は状況によって変わるため、何が正解で何が不正解とは言えません。しかし、依頼する際に知っておきたいこともあるので、特に以下の点には注意してみてください。

  1. 専門分野をチェックする
  2. 口コミやレビューを見る
  3. 無料査定か確認する
  4. 実績豊富か確認する
  5. 他の業者を比較する

まずは買取専門店の専門分野をチェックしましょう。例えば、書道具なら書道具、絵画なら絵画、壺なら壺という具合に依頼する業者の専門分野を把握しておくと有利です。専門分野は業者の得意分野であり、場合によっては独自の販路を持っていて高く買い取ってもらえる可能性があります。

また、無料査定かつ実績豊富など、依頼する予定の業者が強みとしている部分を確認しましょう。併せて、他社と比較することで依頼品に合っているかどうかが見えてくるので、いくつかの業者を比べて選ぶようにしてみてください。

まとめ

美術品の処分方法には、可燃ごみ・不燃ごみとして処分する他、寄贈・寄付・譲渡で処分したり、フリマアプリ・ネットオークションで処分したりと、色々な方法があります。しかし、個人間でやり取りするとトラブルの原因になる他、適正な値段で処分できない場合もあるかもしれません。

特に芸術品などの価値が変動するものは専門店に依頼するのがおすすめです。この記事で紹介した業者は実績豊富なだけでなく、対応品目や技術・知識にも優れているため、初めて美術品を売る方にもおすすめと言えます。

まずは比較検討しながら、高価買取してくれそうなところを選んでみてはいかがでしょうか。